自動車周辺機器の修理のご依頼です。
今回はBMWの純正ドライブレコーダAdvancedCarEye2というもの。
どうも市場の評価を見るに、
去年辺りから故障したというコメントが多く付いているようです。
「電源が入らなくなる」「録画されなくなる」という不良が多いですね。
お客様は何度か部品交換で修理してきたものの、
保証期間切れでどうにもならなくなり、現物修理をということで
工房やまだにお問合せをいただきました。
ドライブレコーダの内部基板
Advanced Car Eye 2の内部の基板がこれです。
ご依頼の際にケースから取り外して送っていただき、
そこから工房やまだで作業しやすいように不要な部品を外しています。
中央左側に見える部品が問題のイメージセンサです。
この部品の接続異常が、
ドライブレコーダの動作不良の原因となっているようです。
イメージセンサLGAのリワーク修理
リワークシステムという部品交換用の設備を用いて
イメージセンサを取り外します。
そして新しい半田、センサを載せて、再度加熱して実装します。
ドライブレコーダの故障原因
ここでこのドライブレコーダの故障の原因を考えてみましょう。
レコーダの中核となっているのは基板です。
その基板は多数の電子部品が、
半田によってプリント配線板に接続されているもの。
基板は作動する中で熱を持つことがありますし、
気温の変化等の環境によって温度変化にさらされます。
配線板は主にFRPという素材でできていますし、
電子部品は樹脂製だったり、セラミックだったり様々、
半田はスズや銅といった金属です。
様々な素材が温度変化で膨張、収縮を繰り返すため
その変化率の差でストレスが発生して、
最終的に脆い所が割れてしまう。
多くの場合その割れてしまうのは半田です。
イメージセンサの様なICは熱を持ちやすい部品ですので
真っ先にストレスにより半田割れが起きて、動作不良を引き起こす。
これが工房やまだが考える故障の原因です。
このイメージセンサの様なLGA部品で半田割れが起きた時、
修理できるのはリワークシステムを使いこなす専門業者だけです。
BMW純正ドライブレコーダ「Advanced Car Eye2」
こうした基板の修理は
プリント基板の駆け込み寺 工房やまだまで!
TEL:0238-22-0771(平日8:30~17:30)
FAX:0238-26-2361
Email:[email protected]